マイマイ新子と千年の魔法

大阪シネヌーヴォで『マイマイ新子と千年の魔法』レイトショーを観てきました!

監督とひづる先生役の脇田美代さん(山口放送アナウンサー)のティーチイン(舞台挨拶)があり、ご挨拶出来ました、ただ"ありがとうございました"としか言えなかった…

最後の方の酒場でタツヨシが泣くシーンがやばかった。 父さんのベーゴマの削り方の話を聞くのは酔っ払って帰った時だけ、がもう泣けて泣けて…
子供は何も聞かされなくて後になって知ってショック受けるんだよな。大人は子供に対して言うことと言わない事をわけるからなぁ。
それを知る頃には大人になってるって事なのか?ん〜知ったから大人になるのか?なるというか扱われる、扱われたいというのか?

タツヨシが父さんに対してすねたような、憧れとかすかに怯えたようなあの態度は酔って帰って来た時は打たれる、があるからか。

先生役の脇田さんも言っていましたが先生との夕日のシーンはよかった。あれは印象強くなるように観せてたんかなぁ。
…結婚相手が"やけくそ(当てつけだったかも)で選んだ"相手だというのを聞くと"体が大きい"としか言わないのは見た目の印象しかないからか?と思ってしまう。

社宅の前で言っていた"からっぽだと空木なの?"これはきいこ自身も真ん中(心?お母さんの事、学校での事から暗い印象でしたし)がからっぽだと言っていたのかな?

新子の家に行くまでの新子のきいこへの距離を感じてる感じはじわじわ仲良くなっていく二人が出会ってすぐな雰囲気が観える。

ウイスキーボンボンの所は普通に言わせると暗くなる"母親の死"を笑って言わせていたけど最後の"母さんの事思い出さないようにしよう"で逆に印象が強くなった。

オタ的な見方だときいこの足最高(笑)都会から来た転校生は白いきゃしゃな足だよなw
白い靴下に白い洋風靴ってのもイイ!w

あとクレジットで驚いたのが谷山紀章さん出てたのね。出身山口だったか、たしか「声優グランプリ」かなんかの『故郷に錦を飾る』コーナーで行ってたような。
あとは田村せいきさんかなぁ。京アニの美術さんってイメージがあります。

機会があればまた観たいな。劇場は小さかったけれどシネリーブルよりはいごこちがよかった。画面に影なんて映らなかったし、まぁ音は強弱が目立ってたけども。