2011年2月28日 Little Non解散

2011年2月28日、来ましたね。Little Nonが解散する日。
認めたくないって気持ちはまだある、けれどももう決まった事だし認めなきゃとも思う。

思い返せばクリスマスライブからもう3ヶ月経つんですよね、ぼろぼろ泣きながら“ジークノン”って叫んでいたあの日、友人と抱き合って泣き合って…感情の振り幅がものすごかったあの日。
自分があんなに泣くなんて思いもしなかったしあの日のライブを思い出すたびニヤニヤしたり泣きたくなったり…『bloooomi'n』で泣くとは思ってなかったなぁ。

今日届いた最期の会報を読み返すたびなんだかいろいろ思い出して泣きそうになる。
あたしは「ハナマル☆センセイション」の辺りからラジオ『Little Nonのレッツゴーハッピー秋葉原万歳編』に投稿しててそのラジオからリトノンを好きになっていったんだ。
それから数ヶ月経って名古屋で行われた『タツマキWAVE』の販促イベントで初めてLittle Nonと直接会ってノンちゃんや親分、シュン、大生さんに“おお!冬目苺か!”って言ってもらってなんだか自分が認められたって感じてすごく嬉しくて胸がいっぱいになって初めて嬉しくて泣きました。あの時もらったサイン色紙は額縁にいれていつも見える場所に飾っています。

それからだなぁ、あれからあたしは始まったんだなぁと思います。
それまではラジオの投稿はしていたけれど実際外に出て直接会うなんて恥ずかしくて自分にできるわけないなんて思っていました。
それが今じゃ東京まで1人で行きますよ、Little Nonきっかけの友人が関東、関西、東海地方にいますよ。

自分の事ながら人の想いの力ってすごいね、元引きこもりで学生時代の記憶なんかほとんどないような自分が夜行バスや新幹線で東京まで行っちゃうんだもの。

ほんと、リトノンに出会ってなかったらと思うとぞっとする。自意識過剰で人が怖くてでも1人だとさみしくて、何に対しても不満気でろくに笑えない泣けない怒らない、生きている実感なんてなにもない生きながら死んでるような人生だったと思う。

嬉しい、楽しい、悲しい、怒り。
恥ずかしい、申し訳ない、という感情以外の人として感じるべきものを与えてくれたのはLittle Nonです。あたしがいっぱしの人として生きているのはLittle Nonと出会えたから、そう思います。

あそこでもっと動けていたら、声をあげていたら、もっとたくさんの人にLittle Nonを知ってもらえたのに、こんな長々と書かなくても一言言えていたら伝わっていたはずなのに…そんな後悔はたくさんあるけれどそれは今後がんばって行く、あんなに元気や勇気をくれる、心が熱く、あったかくなる音楽を伝えないでいられるわけがない。

絶対Little Non宣言、ここに誓おう。あたしはLittle Nonが大好きだ、Little Nonの音楽が大好きだ、この想いを伝えて行く。
バンドが解散しても音楽は残る、忘れさせるものか。

ノンちゃん、あなたのアーティストとしての誇り、行動、想い、歌声、パフォーマンス、全てが大好きだ。ノンちゃんほどのアーティストにはそうそう出会えないと思う。ありがとう、ノンちゃんのおかげで成長出来た、人になれた気がする。

シュン、かっけーよ、くやしいくらいかっけーよ。ギターに、音に心がしびれるなんて思わなかった、すげーよ。

大生さん、あなたの距離感の取り方、アーティストである自信、こんなに近くに感じるのになあなあにならずにいれるのは大生さんの心配りのおかげだと思います。派手さだけじゃない、あなたのドラムが大好きだ。

親分、オタクなおっさん(笑)正直親分のベースはほんとに惚れる、いろんなバンドがいるけれど親分のベースは最高です。これからもオタ話しましょう。

がんばって生きて、みんなの活動を追い掛ける、がんばる。
大好きだ、Little Non

ジークノン!